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ISABELLA LUNDGREN / ISABELLA SINGS THE TREASURES OF HAROLD ARLEN [I (vocal)]

*ISABELLA LUNDGREN / ISABELLA SINGS THE TREASURES OF HAROLD ARLEN

image1132.jpg

isabella lundgren(vo),
peter asplund(tp), carl bagge(p), niklan fernqvist(b), daniel fredriksson(ds)
2015/Spice Of Life/

1 Last Night When We Were Young
2 That Old Black Magic
3 A Sleepin Bee
4 Let's Fall In Love
5 I'll Wind
6 Come Rain Or Come Shine
7 Over The Rainbow
8 Stormy Weather
9 As Long As I Live
10 The Man That Got Away
11 I've Got The World On A String
12 One For My Baby And One More For The Road

スウェーデンのイザベラ・ラングレン(vo)は初見。
2014年に発売された前作は2015年度アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞したとありました。
たしかにジャケットのイメージと違ってジャズ度は高いと思います。
歌声はクリアで若々しく美しく、歌も上手いですね。

今作は多くのジャズ・メンが愛奏しているハロルド・アーレン作品集です。
特に(7)「Over The Raibow」と(6)「Come Rain Or Come Shine」は必修曲といえるかな。
その(6)はベースとのデュオで聴かせてくれました。

イザベラは独特のジャズ・フィーリングを持っていて甘さは控えめです。
ただまだ若いので艶っぽさとかしっとり感には欠けます。
それだけにこれからどのように成長していくかが楽しみです。
バックのペーター・アスプルンドは雰囲気抜群・・・哀愁漂うトランペットの響きが心に沁みます。
加えてアスプルンドは(4)と(11)の2曲でデュエットしていて達者なヴォーカルも披露しています。
この2曲も聴きどころになりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

CEDRIC CAILLAUD TRIO / SWINGIN' THE COUNT [C (bass)]

*CEDRIC CAILLAUD TRIO / SWINGIN' THE COUNT

s1067.jpg

cedric caillaud(b), alvin queen(ds), patrick cabon(p),
china moses(vo),(5)
2013/Fresh Sound/

セドリック・カイラウド(b)は初見。
ピアノ・トリオのカウント・ベイシー・トリビュート盤は珍しいので手が伸びました。
ジャケットはベイシーの有名盤「エイプリル・イン・パリス」のパクリです。
著作権は大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいましたよ。

全12曲はニール・ヘフティ、フランク・フォスター、クインシー・ジョーンズ作が中心、
「April In Paris」、「Lil Darlin'」、「Shinny Stockings」などベイシーのヒット曲も含まれています。
(5)「Lil Darlin'」はヴォーカル入りでそつがない構成です。
共演のドラマー、アルヴィン・クイーンはアメリカ生まれですがヨーロッパに移住して活躍中です。

まずは1曲目の音が出た瞬間にそのスイング感に驚かされると思います。
ジャズはこれだよ、やっぱりこれなんだよなぁ~」・・・「スイングしなけりゃ意味がない」
セドリックのベースは野太く、その安定したスイング感はレイ・ブラウンを彷彿とさせます。
よく伸びて、ブンブンと鳴り響くベース・プレイはホントに素晴らしいです。
アルヴィン・クイーンとのコンビネーションは抜群で(3)「Splanky」は二人のデュオです。
惜しむらくはピアノのパトリック・カボンに力が入り過ぎているところがあります。
普通に弾けばオスカー・ピーターソン系なんだけどベイシー・スタイルに過剰反応した感じがしました。
力が抜けたバラードの(7)「For Lena & Lenne」やエレピの(10)「Rate Race」が持ち味だと思います。

私的ベストはベースのイントロから始まる(8)「Shinny Stockings」と冒頭の「April In Paris」、
ヴォーカルの(5)「Lil Darlin'」もシブイ。
強烈なスイング感を持つピアノ・トリオが聴けました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(くつろぎ系)

MELISSA ALDANA QUARTET / FREE FALL [M (sax)]

*MELISSA ALDANA QUARTET / FREE FALL

s1065.jpg

melissa aldana(ts),
michael palma(p,elp), lyles west(b), ralph peterson jr(ds),
2010/Inner Circle Music/

1 Free Fall
2 Pasos
3 Creepo The Thief
4 Tears That I Cannot Hide
5 L-Line
6 Broadway Junction
7 Lacy Things
8 Broken Roses
9 Flip Flop

これも昨年のベスト3に登場したアルバムです。
メリッサ・アルダナ・・・女性テナー・サックス奏者の作品。
発売時に気になったんですが買いそびれていました。
インナー・サークルは鬼才グレッグ・オズビー(sax)主催のレーベルです。
メリッサの才能はオズビーも認めたということですね。

メリッサ・アルダナ(ts)は初見、チリ出身でまだ20代のようです。
彼女もまたバークレーを卒業していました。
収録曲は全て自身とメンバーのオリジナルでスタンダードは1曲もなしです。
デビュー作を全てオリジナルで占めるのは珍しいと思います。
女性としては重量級ながらオーソドックスでピュアなハード・バップ・ジャズが聴けました。
初リーダー・アルバムなのでその張り切りようがうかがえる内容です。
エネルギッシュで勢いがある・・・所々で気負いもあるけれど女性の特性もよく出ています。
テナーの音色はしなやかでやわらかく激しくても艶やかな響きがあります。
まったくストレスを感じさせないスムーズな展開は実力も十分とみました。
全体的にアップ・テンポで疾走感のあるプレイに魅力を感じました。
エレピの使い分けが巧みでサウンドに変化を持たせています。
エレピとの相性もいい・・・大らかで広がりのあるサウンドは一番ぴったりくるかもしれません。
バラードは(4)「TEARS THAT I CANNOT HIDE」と(7)「LACY THINGS」の2曲。

さらにメリッサもさることながらピアノのマイケル・パルマが中々いいですよ。
アコースティックとエレクトリック・ピアノを使い分けてモダンなアプローチを聴かせてくれました。
パルマもバークリー出身の27歳、コンテンポラリーな音楽性も持つ現代風のピアニストです。
メリッサとは同級生かもしれませんね。
もちろんラルフ・ピーターソン(ds)の存在感も気になりました。
押し出しが強く多弁でエキサイティングなドラミングにも注目です。
ビシッとアルバム全体を引き締めているのはさすがです。

粒ぞろいの曲が並んでいるので1枚を飽きずに聞き通すことができました。
それぞれに聴き応えがあるし、安心して聴いていられるところもいいです。
女性テナー奏者は少ないのでこれからの活躍を期待したいですね。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

Bunkey Green(as) [B (sax)]

*BUNKEY GREEN QUARTET / ANOTHER PLACE

bunkygreen.jpg

bunkey green(as)
jason moran(p), lonnie plaxiico(b), nasheet waits(ds) 
2006/LABEL BLUE/

1 It Could Happen To You
2 With All My Love
3 Another Place
4 Tune X
5 Be
6 Soul Eyes

バンキー・グリーン(as)の懐かしい名前を見つけました。
久しく耳にしなかったので忘れていましたが、後進の指導、教育者の道を歩んでいたそうです。
ルーツはチャーリー・パーカー(as)ですが、ジョン・コルトレーン(ts)やオーネット・コールマン(as)
の影響を受けつつそれを消化して、独自のスタイルを築いたと言えます。
信奉者の筆頭がこの作品をプロデュースしたジョージ・コールマン(as,ts)です。
その他にもグレッグ・オズビー(as)などの、いわゆる”M-base”派に与えた影響は大きいようです。
ここで共演しているジェイソン・モラン(p)やナシート・ウエイツ(ds)もその一派ですね。
録音時は69歳、そんな懸念はどこへやら、熱気溢れる演奏には年齢からくる衰えをまったく感じさせません。
久々の録音で大張り切り、エキセントリックなプレイ、意外な展開と音使いは刺激的でゾクゾクっとしました。
フランク・モーガン(as)に続いてパーカー直系のアルト奏者の元気な姿を見るのは嬉しい限りです。
まだまだ”パーカー伝説”は生きています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(中間系)

Klas Lindquist (as) [K (sax)]

*KLAS LINDQUIST QUARTET / THE SONG IS YOU

s1063.jpg

klas lindquist(as,cl),
erik soderlind(g), svante soderqvist(b), jesper kviberg(ds)
2015/Do Music/

1 I Let A Song Go Out Of My Heart (D.Ellington)
2 Tangerine (V.Schertzinger)
3 I Got It Bat (D.Ellington)
4 At The Mambo In (M.Bauza)
5 Sweet Like You(K.Lindquist)
6 Broadway (B.Bird)
7 Doce De CoCo (J.D.Bandolim)
8 Grandmother's Dream (E.Soderlind)
9 Invitation (B.Kaper)
10 The Song Is You (J.Kern)
11 Nilsie (A.Babs)
12 Minha Saudade (J.Donato)

クラス・リンドクイストはスウェーデンのアルト奏者。
前に聴いたことがあるような気もしましたが初見でした。
ちょうどギター・トリオをバックにしたサックスのワン・ホーン・アルバムが聴きたかった。
そんなことでCDショップですっと手が伸びました。
スタンダード作品集なので安心感もありました。

実に落ち着いた心地良い作品です。
オーソドックスで端正な仕上がりは心に響いてきます。
いかにも北欧風のクールな透明感がありました。
リンドクイストの最大の魅力は美しく澄んだ音色だと思います。
加えてエリク・ソダーリンドのギターが抜群の効果を上げています。
微妙に絡み合うギターとサックスのコラボレーションが聴きどころになるでしょうか。
なおクラリネット使用は(5)、(7)、(9)の3曲です。

やはりバラードがいいと思います。
(8)「Grandmother's Dream」は感動的、(9)「Invitation」、(3)「I Got It Bad」が秀逸かな。
エリントンの(1)「I Let A Song Go Out Of My Heart」も良かった。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

John Patitucci (b) [J (bass)]

*PEREZ PATITUCCI BLADE / CHILDREN OF THE LIGHT

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danilo perez(p,key), john patitucci(b,elb,cello), brian blade(ds,chekere)
2015/Mack Avenue/

1 Children Of The Light
2 Sunburn And Mosquito
3 Moonlight On Congo Square
4 Lumen
5 Within Everything
6 Milky Way
7 Light Echo/Dolores
8 Ballad For A Noble Man
9 Looking For Light
10 Luz Del Alma
11 African Wave

ダニーロ・ぺレス(p)、ジョン・パティトゥッチ(b)、ブライアン・ブレイド(ds)のトリオ作品。
この3人はウェイン・ショーター(ts)・バンドのメンバーです。
ショーター抜きのトリオがどんな演奏をしているのかが最大の興味でした。
もちろん、各人の実力は折り紙付きです。

メンバーのオリジナル11曲にショーターの「Dolores」の構成です。
三位一体のトリオは素晴らしいコンビネーションを聴かせてくれました。
調和の取れた独特のサウンドは長い間の共演のたまものだと思います。
3人による広大、深遠な音の世界・・・現代の最高峰の演奏が聴けました。

面白いのはあちこちでもう一人いるような仕掛けがあります。
演奏はどれも素晴らしいですが一番のお気に入りは(4)「Lumen」かな。
エレピとピアノの絡みがなんとも新鮮でした。
多くを語ることもない・・・まぁ~、文句なしのアルバムです。

ショーターも今年で82歳になりました。
チャーリー・パーカー(as)~マイルス・デイビス(tp)~ウェイン・ショーター(ts)~・・・
こうしてジャズのスピリッツが受け継がれていきます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

Burt Eckoff (p) [B (piano)]

*BURT ECKOFF TRIO / ECOLOGY

s1058.jpg

burt eckoff(p/melodica(5,11)),
ed fuqua(b)(2,3,4,5,6,7,9), bryce sebastien(b)(1,8,10,11), rudy lawless(ds)
2001/GFI Records/

1 Night Mist Blues (AJamal)
2 Serenade (L.Anderson/M.Parish)
3 Veronica's Waltz (R.Stone)
4 Trudy's Delight (V.Pitts)
5 They Say It's Wonderful (I.Berlin)
6 Ecology (B.Eckoff)
7 Eening Essence (H.Schmidt)
8 Sewah(B.Eckoff)
9 This Is No Laughing Matter(A.Frisch/B.Kaye)
10 Vineyard Summer(J.Alaimo)
11 You Can't Go Home Again(D.Sebesky)

バート・エクコフ(p)は初見です。
2人のベーシストを起用して2セットピアノ・トリオが聴ける徳用盤。
もう少し刺激を期待したけれど軽妙なスイング感を持つカクテル・ピアノ風でした。
メロディカを2曲で使用していますがこれが聴きどころになります。
哀愁を帯びた(5)「They Say It's Wonderful」がベスト・プレイになるかな。
でもこの1曲だけに買うのは少々きついかもしれませんね。

(くつろぎ系)

Guido Santoni (p) [G (piano)]

*GUIDO SANTONI TRIO / FIT TO FLY

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guido santoni(p), danilo gallo(b), u.t.gandhi(ds)
2015/Artesuono/

1 Sudden Flashes
2 Dragging Soul
3 Beyond My Boundary
4 Far Away But Never Far Apart
5 Fit To Fly 6 Easy Words
7 Blending Into The Sky
8 Sensitivity
9 Asking The Immensity

久々にヨーロッパピアノ・トリオでも聴いてみるかと思って手が伸びました。
グイド・サントニは初見、イタリアのピアニストです。
予想とはだいぶ違ってしまいました。
イタリアのジャズ・メンは一般的に明るく開放的です。
しかし今作は耽美的、内省的な作品でした。

グーッと情熱的に盛り上がるところはないし、ただただクールに美音を紡いでいきます。
全9曲は全て自身のオリジナルです。
やや一本調子に聞こえるのでやはり2、3曲のスタンダードが欲しい気がする。
今の私はリズミカルで聴き易いものを求めているので正直いまいちでした。
もちろん、この手のサウンドが好きな人にはお勧めします。

(中間系)

Jancy Korossy (p) [J (piano)]

*JANCY KOROSSY & NICOLAS SIMION QUARTET / LIVE IN BRASOV

s1056.jpg

nicolas simion(ts,ss),
jancy korossy(p), james singteton(b), peter perfido(ds)
2014(2001Rec)/7dreams Records/

1 Blues For Garay (J.Korossy)
2 You Wouldn't Believe (R.Oschanitzky)
3 Shuffle In Graz (N.Simion)
4 For Oscar (J.Korossy)
5 Meditation (J.Korossy)
6 The Game With The Ball (J.Korossy)
7 Sweet Home (N.Simion)
8 Romanian Boogie(N.Simion)

ピアニストにヤンシー・キョロシーを迎えたニコラス・シミオン(ts)のワン・ホーン作品です。
先日のリー・コニッツ入りが良かったのでもう少し聴いてみたいと思いました。

全8曲は1曲を除いてシミオンとキョロシーのオリジナルです。
ジャズ王道をゆく重厚なカルテットが聴けました。
自由自在かつスムーズに展開するシミオンのサックスとトリッキーなキョロシーのピアノ
野太い音色で存在感抜群のベースと堅実なドラムスが織りなすサウンドについ聴き惚れてしまう。
13分を超す長丁場の(3)「Shuffle In Graz」がベスト・プレイか。
(4)「For Oscar」はピアノ・トリオで、それこそオスカー・ピーターソン張りのピアノが聴けました。
ソプラノ・サックスとピアノの絡みが面白い(7)「Sweet Hopme」、ピアノレス・トリオで演奏される(8)「Romanian Boogie」の凝った構成など聴きどころも多いです。

これがライブ盤ということを考えるとその完成度の高さに驚いてしまいます。
あっという間に時間が過ぎてしまった。
ルーマニア・ジャズの実力を示した一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム

(まじめ系)

Nicolas Simion (ts) [N (sax)]

*NICOLAS SIMION GROUP / LIVE IN GRAZ & BRASOV
feat. Lee Konitz & Jancy Korossy

s1054.jpg

nicolas simion(ts,ss,bcl), lee konitz(as),
jancy korossy(p), james singteton(b), peter perfido(ds)
2014(2001Rec)/7dreams Records/

1 Concertino (N.Simion)
2 Body & Soul (J.Green)
3 Stella By Starlight (V.Young)
4 What's New (B.Haggart)
5 Impressions From Brasov (N.Simion/L.Konitz)
6 It's You (L.Konitz)
7 Thingin' (L.Konitz)

ルーマニアのニコラス・シミオン(ts)の名前は知っていたけど聴くのは今回が初めてです。
リー・コニッツ(as)とヤンシー・キョロシー(p)との共演とあっては見逃せません。
どんなサウンドが飛び出してくるのか?・・・久々に期待でドキドキしました。

全7曲はオリジナル4曲とスタンダード3曲です。
コニッツはきっちりとハマっていました。
というよりヨーロッパでのコニッツ・サウンドそのものと言っても過言ではありません。
それほどにコニッツがヨーロッパの先進ジャズ・メンに与えた影響が大きかったといえます。
(1)「Concertino」はピアノレス・カルテットで(4)「What's New」はコニッツのワン・ホーン・カルテットです。
バス・クラリネットは(1)と(6)で使用しています。
(2)「Body & Soul」でコニッツのソロからシミオンのソロへの繋がりはまったく違和感がありません。
続くキョロシーの緊張感をたたえたピアノ・ソロなど、もうたまりませんよ。
刻々と表情を変える(3)「Stella By Starlight」、コニッツのバラード・プレイが堪能出来(4)「What's New」、 一番の長丁場15分強の(7)「「Thingin'」も聴かせます。

ピアノレス、ドラムスやベースとのデュオなど、各曲の中で編成が自在に変化していきます。
これが独特の表情を与えていて底辺には強力なスイング感もある。
各人の実力と相まって重厚かつスリリングな第一級のジャズ・アルバム仕上がりました。
まったく素晴らしいと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)




*JANCY KOROSSY & NICOLAS SIMION QUARTET / LIVE IN BRASOV

s1056.jpg

nicolas simion(ts,ss),
jancy korossy(p), james singteton(b), peter perfido(ds)
2014(2001Rec)/7dreams Records/

1 Blues For Garay (J.Korossy)
2 You Wouldn't Believe (R.Oschanitzky)
3 Shuffle In Graz (N.Simion)
4 For Oscar (J.Korossy)
5 Meditation (J.Korossy)
6 The Game With The Ball (J.Korossy)
7 Sweet Home (N.Simion)
8 Romanian Boogie(N.Simion)

ピアニストにヤンシー・キョロシーを迎えたニコラス・シミオン(ts)のワン・ホーン作品です。
先日のリー・コニッツ入りが良かったのでもう少し聴いてみたいと思いました。

全8曲は1曲を除いてシミオンとキョロシーのオリジナルです。
ジャズ王道をゆく重厚なカルテットが聴けました。
自由自在かつスムーズに展開するシミオンのサックスとトリッキーなキョロシーのピアノ、
野太い音色で存在感抜群のベースと堅実なドラムスが織りなすサウンドについ聴き惚れてしまう。
13分を超す長丁場の(3)「Shuffle In Graz」がベスト・プレイか。
(4)「For Oscar」はピアノ・トリオで、それこそオスカー・ピーターソン張りのピアノが聴けました。
ソプラノ・サックスとピアノの絡みが面白い(7)「Sweet Hopme」、ピアノレス・トリオで演奏される(8)「Romanian Boogie」の凝った構成など聴きどころも多いです。

これがライブ盤ということを考えるとその完成度の高さに驚いてしまいます。
あっという間に時間が過ぎてしまった。
ルーマニア・ジャズの実力を示した一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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